ソーシャルについて

まずは『ソーシャル』の辞書的意味から。

ソーシャル【social】
多く複合語の形で用い、社会的な、社交的な、の意を表す。

以下に、ソーシャルを使った用語*1を書いていく・・

考察

ソーシャルと名のつく物をすべて見ていったら、社会事業やネット関連以外の物も多く出てきそう。
このブログでは、主にインターネットを使ったソーシャルメディアに絞って収集していこうと思う。

もともと、ソーシャルは『社会』という意味であるが、今、ネットメディアに対してこれほど”ソーシャル”と言われているのはどういうことだろうか。つながることがどういう様に重要なんだろうか。

ソーシャル化するということは、要するに、今までプライベートな性質を持っていた物事が、個々でつながり始めて、パブリック(=社会・他者との関係性を持つ)になっているということである。

従来個人用だった日記やゲームやブックマークは、インターネットによって"サイト・ブログ"や"オンラインゲーム"や"リンクポータル"として公開され、それらがつながり、ウェブを形成した。それらが個人毎・もしくは分割されたコンテンツ毎につながるようになった時代がソーシャルの時代。
バーチャル世界でのインターネットのウェブの上に、もともと現実世界で形成されていたソーシャルのウェブがaddされたイメージか。


そこでは、何が重要視されるかということについて考えてみる。
インターネットウェブのつながりの太さと同様に、ソーシャルウェブのつながりの太さも重視されてきている。インターネットウェブのつながりは、リンク数の多さ・アクセス数の多さで説明できる。
ソーシャルウェブのつながりの太さってなんだろうと考えると、やりとり、友達、信頼度、ブランド等が挙げられると思うが、
やり取りの多さ、友達の多さよりも、信頼度、ブランドの方がソーシャルウェブらしいので重要になってくるんではないかと思う。

一方で、そこではどんな性質が浮き上がってくるのかについても考えてみる。
それぞれがコンテンツを生み出しインターネット上に公開する時代では、”作る側”と”見る側”がわかれていた。(ミニブログ日記サービス等によってどんどん作る障壁は下がっていったが。)
注意すべきだと思うのは、ソーシャルの時代では、"見る側"も"作る側"になり得るということであると思う。つまり、見るだけで何かを創造している時代である。もともと、そういう性質はあったと思うが、ソーシャルの時代になり、"誰が"見ているかが可視化されることによって、よりそういう性質は高まってきていると思う。
「ソーシャルの時代では、見ているだけで何かを創造している」ということを深めていったら面白いかもしれない。
ミクシィの足跡機能なんかは、そういう性質の物だったと思う。フェイスブックのイイネもそういうものだと思う。はてブもそう。メールの返信もそうかもしれない。


ソーシャルメディアに関する考察を、稚拙ながら行ってみました。
事例を収集し、考察を深められるように頑張ります。
(&文章構成や、着目する視点、記事の書き方も上手になれるよう頑張ります^^;)